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アメリカ・サンフランシスコに支店。オフィスビル開発をスタート/三井不動産

「(仮称)270ブラナン開発計画」イメージ

 三井不動産(株)は8日、アメリカの子会社「Mitsui Fudosan America Inc.」を通じ、サンフランシスコのオフィスビル「(仮称)270ブラナン開発計画」用地を取得したと発表した。

 開発用地は、近年IT系企業等による需要が高まっているSOMA(South of Market)地区に位置。カルトレイン「サンフランシスコ」駅から徒歩圏内。

 建物は、7階建ての北棟と5階建ての南棟で構成。貸付面積は約5,099坪の中規模のオフィスビルとなる。高い天井高や広いフロアプレート等、IT系企業のニーズを満たしていく考え。また、同事業はサンフランシスコのディベロッパー「SKS インベストメンツ社」との共同事業となる。

 なお同社は、同プロジェクトの開始に伴い、ニューヨーク、ハワイに次ぐ3番目の拠点をサンフランシスコに設立。アメリカ西海岸エリアでの事業企画の獲得および事業推進に向けた体制を強化していく方針。


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