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「宅地建物取引士」実現の年に/都宅協が賀詞交歓会

「今年を“宅地建物取引士”実現の年としたい」と抱負を語った池田行雄会長

 (公社)東京都宅地建物取引業協会は15日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で賀詞交歓会を開催。協会役員をはじめ、太田昭宏国土交通大臣ほか国会議員、都議会議員、関係団体・官庁関係者など多数の来賓が参加した。

 冒頭挨拶した会長の池田行雄氏は「アベノミクス効果で景気に明るい兆しが見え始め、2020年のオリンピック開催決定で、向こう6年間のインフラ整備への期待感も高まるなど、日本の将来に向けたマインドは一変した。われわれ会員のところにまでなかなか日は射してこないが、レインズの売買件数が過去最高を記録している。消費増税やTPP、民法改正が我々の仕事にどれだけのインパクトを与えるかはわからないが、不動産業界に悪影響を与えないよう、関連団体と連携して政策要望をしていきたい。
 公益社団法人となり3年目、今後も国民の住生活向上のため、安心安全な取引を提供できるよう、高い倫理観で適切な物件情報を提供することで使命を果たしていきたい」などと語った。

 また、東京不動産政治連盟と連携して取り組んでいる、宅地建物取引主任者の「宅地建物取引士」への名称変更に係る政策要望活動については「すでに6万人もの署名を集めることができた。今年は“宅地建物取引士”実現の年としたい」などと抱負を語った。


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