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東京・小石川植物園隣地で大規模低層マンション/住友不動産

「インペリアルガーデン」完成予想図。都心では希少な、第一種低層住居専用地域にして、敷地面積1万坪に達する大規模低層マンション
モデルルーム。高さ制限のある低層マンションながら、天井高2

 住友不動産(株)は、低層分譲マンション「インペリアルガーデン」(東京都文京区、総戸数167戸)の販売を開始する。

 同物件は、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅徒歩9分の東京海上社宅跡地に建設される、地上4階建ての低層マンション。建設地は、10年前入札で取得。都内有数の文教エリアで、東側を小石川植物園に隣接。総面積は1万平方メートルを突破する。第一種低層住居専用地域で、敷地面積が1万平方メートルを超えるマンション開発は、平成に入ってからは例がなく、その希少性をウリとしている。

 建物は、南傾斜の高台立地を活かした4棟構成。植物園に接する東側と南側住棟を専有面積90~100平方メートル、その他を75~80平方メートル台とした。内廊下方式と2戸1エレベーター、4重セキュリティ等でプライバシーを強化した。

 住戸は、3LDK・4LDK、専有面積70~102平方メートル。低層マンションながらリビング天井高2,500mmを確保。リビングサッシュは2,400mmのはいサッシュとしている。また、水回りを含めた間取り変更に無償対応する「カスタムオーダー」に全戸対応している。

 2013年6月からプレセールスを開始。これまで反響3,000件超、11月からの事前案内で300組を集めた。モデル来場者に占める文京区居住者の比率は3割に過ぎず、広域集客に成功。上場企業勤務者やライセンサーが目立つという。1期販売は2~3月の予定。販売予定価格は、75平方メートル台で8,000万円台、90~100平方メートル台のが1億~1億5,000万円台を予定。平均坪単価は400万円。半数の住戸が1億円を超える見込み。


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