（一社）プレハブ建築協会は今回で20回目となる「信頼される住まいづくり」アンケートの結果を公表した。営業担当者の対応を中心にした顧客アンケートで、会員のプレハブ住宅メーカー10社で自宅を新築し、2012年に入居した1,000人にアンケートを郵送、有効回答は536件。
家を建てるメーカーを選んだ理由を聞いたところ「安心できる会社だった」が66％（前年比1ポイント増）で最も多く、「営業担当者の説明に納得できた」55％（同7ポイント増）、「品質・性能が優れていた」48％（同10ポイント減）。決め手となった理由を1つ選んでもらうと「安心できる会社だった」が27％（同8ポイント増）となった。
営業担当者の人柄・営業態度、アドバイス、提案内容などについても評価。総合評価は「満足」と回答した人が過去3年で最も高い83％（同2ポイント増）となった。満足とした理由については、「親身になってくれた」「迅速な対応」などが挙がった。
項目別に「満足」の回答率を見ると「人柄・営業態度」87％（同1ポイント増）、「アドバイス」78％（同6ポイント増）、「間取り等の提案内容」64％（同5ポイント増）、「住宅引き渡し後の対応」74％（同6ポイント増）。総合評価との相関を見ると、「人柄・営業態度」で、総合評価に与える影響が大きいこともわかった。
営業担当者への満足度が高まっていることから、知人への推奨意向を聞くと「ぜひ紹介したい」という回答も72％（同3ポイント増）と高くなった。