大和ハウス工業(株)は20日、大和エネルギー(株)と共同で太陽光発電所(メガソーラー)「ドリームソーラーなつみ台II」(奈良県五條市)を着工した。10月に竣工し、11月から発電した電力を関西電力に全量売電する。
同社グループの社有地、約16万7,000平方メートルに建設するもの。同市でのメガソーラー建設は、3月に竣工予定の「なつみ台I」に続いて2件目。総出力は6.0MW。建設から運営管理までを一貫してグループ内で対応することで、再生可能エネルギー事業のワンストップ化の体制を整備する。
なつみ台IIでは、年間約600万kWを発電する試算で、年間売上高は約2億4,000万円を見込む。総投資額は約18億円。
同社グループでは、12年度までにグループで約42.9MWの産業用メガソーラーを受注。発電事業も22ヵ所・31.7MWで展開している。15年度までに120MWの再生可能エネルギーによる発電事業を目指す。