大和ハウス工業（株）は21日、同社スケート部所属でソチ冬季五輪スピードスケート男子500m代表の及川 佑（おいかわ・ゆうや）選手の壮行会を開いた。及川選手と元スピードスケートの五輪代表である大菅 小百合コーチ、同社代表取締役社長の大野直竹氏らが参加した。
及川選手は06年トリノ冬季五輪同競技で4位入賞、10年バンクーバー冬季五輪では13位に入った。昨年行なわれた日本代表選手選考会で総合3位に入り代表の座を射止めた。2010年9月に同社に入社している。
壮行会で及川選手は「スケートはチームスポーツ。大菅コーチやたくさんのスタッフ、応援してくれるみなさんがいるから競技ができる。今回、3度目の五輪出場でメダルへの思いは今までで最も強い。競技が終わったあとに大菅コーチと最高のハイタッチで締めくくりたい」と意気込みを述べた。
大野氏は「大和ハウス工業59年の歴史で初めての五輪出場選手。社員5万4,000人、関連7社の代表としてがんばってきてほしい。実力と運を発揮して、胸を張って帰ってきてくれることを祈っている」とエールを送った。