(一社)日本木造住宅産業協会は24日、同協会(東京都港区)にて、第13回「木造ハウジングコーディネーター」資格試験(13年12月11日実施)の成績優秀者表彰式を開催した。上位5名を表彰するもので、今回の第1位(2人)は400点満点中397点。
同資格は、入社歴3~5年の住宅メーカーなどの営業担当を主な対象に、木造住宅のエキスパートの育成を目的に創設されたもの。事前に講習会を実施し、試験は営業編・技術編各200問を出題。今回は、全国5会場(東京2会場、大阪、名古屋、福岡)で試験を開催。受験者311名うち合格者は263名。初回からの累計資格者は2,939名となった。平均点は323.5点(400点中)。
冒頭に挨拶した木住協専務理事・熊 建夫氏は、「木造住宅の歴史から接客態度、技術など、今年の問題は多岐に渡っていたにも関わらず、平均点が高く高得点を得た人が多かったことを非常に嬉しく思う」などと述べた。また、木材利用ポイントや木造3階建て学校に関する建築基準の見直しなどを例に挙げ、「今年は木造住宅にとっては非常に追い風の年」などと、今後の木造建築を取り巻く状況について語った。