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建設会社を子会社化。投資用マンション提案を強化/シノケングループ

 (株)シノケングループは27日、(株)吉村商会の株式を取得。同時に、同社傘下の(株)ヨシムラ・RE・ホールディングス、(株)小川建設、(株)小川建物の株式を間接的に取得し、いずれも完全子会社化することを決めた。株式譲渡は2月7日の予定。

 シノケングループは、かねてより投資用マンション建築工事の内製化を検討しており、小川建設の上位資本会社である吉村商会と協議を進めてきた。小川建設は1909年創業の老舗ゼネコン。マンションや個人住宅の建築請負や、耐震工事や建物診断、土地活用を展開している。

 同グループは、小川建設の子会社化により、土地オーナーに対するコスト競争力のある土地活用を提案していく考え。グループが連携して購買体制を構築することで、コスト削減も見込む。

 また、ヨシムラ・RE・ホールディングスはマンションディベロッパーである(株)プロパストの株式の15.41%を保有しており、同社の株式も間接的に取得することになる。


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