ヒューリック(株)は27日、福島県双葉郡で建設中の太陽光発電所を取得すると発表した。土地の有効活用および雇用の創出といった復興支援と再生可能エネルギー利用による温暖化対策が目的。
同物件は、東京電力福島第一原発の南25kmに位置する採石場跡地に建設しているもの。(株)アドバンスおよび関連会社が用地の取得および発電設備の設置を実施。ヒューリックは、ヒューリックビルマネジメントと共に、発電所用地の地上権設定契約および発電設備の売買契約を2013年12月に締結した。敷地面積約1万1,500坪、導入発電能力約2,300kw。
同発電所は、14年3月より順次電力会社の送電網との設備連携を開始、同社が取得した部分の発電電力は同社本社ビルに送電し、同社で利用をする予定。