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前期に稼働した「ダイビル本館」の通期寄与により増益に/ダイビル14年3月期第3四半期決算

 ダイビル(株)は30日、2014年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~12月31日)は、連結売上高266億6,200万円(前年同期比4.1%増)、営業利益78億4,500万円(同0.8%増)、経常利益70億6,800万円(同1.4%増)、当期純利益45億4,200万円(同13.1%増)。

 主力の土地建物賃貸事業は、前連結会計年度に稼働した「ダイビル本館」の通期寄与により、売上高202億4,200万円(同3.8%増)を計上。一方、同施設の減価償却費等が増加したことから、営業利益は81億4,100万円(同0.1%減)と減益に。

 ビル管理事業については、前連結会計年度に子会社化した(株)丹新ビルサービスの収益寄与により、売上高61億6,000万円(同7.9%増)、営業利益49億1,000万円(同8.7%増)となった。

 通期については、売上高355億円、営業利益99億円、経常利益86億円、当期純利益51億円を見込む。
 なお、同社が13年10月に創立90周年を迎えたことから、1株あたり1円50銭の「創立90週年記念配当」実施を決定。通期の1株当たり配当予想を、普通配当6円から7.5円に修正した。


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