野村不動産ホールディングス(株)は31日、2014年3月期第3四半期決算を公表した。
当期(13年4月1日~12月31日)は連結売上高3,910億600万円(前年同期比24.4%増)、営業利益585億6,300万円(同80.1%増)、経常利益503億3,700万円(同107.1%増)、当期純利益251億3,700万円(同109.3%増)。
住宅事業セグメントでは、「プラウドタワー東雲キャナルコート」(東京都江東区)、「プラウドシティ元住吉」(川崎市中原区)など、前年同期を1,707戸上回る4,586戸を引き渡し、売上計上。契約済み未計上残高は6,508戸(同180戸減)、セグメント売上高は2,317億7,200万円(同33.7%増)、営業利益268億2,400万円(同79.1%増)と大幅な増収増益となった。
賃貸事業セグメントでは、「PMO日本橋室町」(東京都中央区)、「ボーノ相模大野ショッピングセンター」(相模原市南区)の通期稼働などが収益に貢献したが、収益不動産の売却で賃貸不動産収入が減少。セグメント売上高は677億900万円(同0.8%減)、営業利益209億9,000万円(同14.7%増)の減収増益となった。
なお通期では、連結売上高5,230億円、営業利益700億円、経常利益600億円、当期純利益250億円を見込む。