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1棟リノベ事業参入。川崎・宮崎台で初弾/長谷工グループ

「リネオ宮崎台ヒルズ」外観。高台に位置するメゾネットタイプ
「リネオ宮崎台ヒルズ」のLDK(70.54平方メートル、3LDKタイプ)

 長谷工グループの不動産流通事業を手掛ける(株)長谷工リアルエステートは、1棟リノベーション事業を開始。初弾となる「リネオ宮崎台ヒルズ」(川崎市宮前区、総戸数12戸)の販売を開始した。

 同社はこれまで1戸単位のリノベーションを300戸以上手掛けていたが、多様化するユーザーニーズに対応するため、1棟丸ごと買い取り、リノベーション後再販するビジネスを開始するもの。ブランド名は「Re(再生)」と「Neo(新しい)」を融合して名付けた「RENEO(リネオ)」。

 グループで培った「住みやすさ」「使いやすさ」に配慮し、物件に応じて内外装や設備機器を一新。ライフスタイルに合ったインテリアを提案。2年間のアフターサービス保証を提供する。新たに、長期修繕計画も立案するほか、既存住宅かし保険に加入。第三者機関が検査のうえ、躯体や給排水管に5年間の保証を付与する。

 「リネオ宮崎台ヒルズ」は、1992年築の鉄筋コンクリート造7階建て。東急田園都市線「宮崎台」駅徒歩11分に立地。メゾネットタイプが中心で、玄関ポーチ・テラス、専用庭がある。住戸は、2LDK・3LDK。専有面積61.82~70.54平方メートル。販売価格は3,450万~3,990万円。

 同事業は、すでに奈良県で第2弾を着手しており、専有部のリノベーションに加え、積極的に推進していく方針。


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