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「ヒューリックリート投資法人」が上場。コマーシャルプロパティ中心に投資

 ヒューリック(株)の100%子会社であるヒューリックリートマネジメント(株)が資産運用を行なうヒューリックリート投資法人が7日、(株)東京証券取引所のJREIT市場へ上場した。

 同投資法人は、東京都心を中心としたオフィス・商業施設(コマーシャル・プロパティ)を中心に投資を行なうほか、社会的ニーズが高まりつつある有料老人ホーム、ネットワークセンター等にもポートフォリオの20%程度投資していく。

 上場に際し、オフィスビル、有料老人ホーム、商業施設とネットワークセンター等21物件を取得。取得総額は約1,040億円。

 発行投資口数は61万7,500口。公募価格は10万8,000円、同日の始値は12万2,000円、終値は13万500円だった。

 なお、運用状況予想は、14年8月期が営業収益36億500万円、営業利益24億2,100万円、経常利益12億3,600万円、当期純利益12億3,600万円、1口当たり分配金1,895円。15年2月期が営業収益32億円、営業利益20億8,400万円、経常利益18億2,400万円、当期純利益18億2,400万円、1口当たり分配金2,797円。


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