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免震・耐震で差別化。住宅販売を伸長/すてきナイスグループ14年3月期第3四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は7日、2014年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,939億1,300万円(前年同期比17.3%増)、営業利益2,100万円(前年同期:営業損失1億2,700万円)、経常損失6億3,400万円(同:経常損失8億8,700万円)、当期純損失14億7,200万円(同:当期純損失17億4,700万円)。

 主力の建築資材事業は、「地域型住宅ブランド化事業」や「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」などの事業提案を推進。認定低炭素住宅の取得サポートパッケージの推奨を図るなどし、売上高は1,416億800万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は25億3,400万円(同69.6%増)となった。

 住宅事業は、マンション部門で「免震構造」、および耐震強度1.25倍の「強耐震構造」による商品の供給に注力。売上計上戸数は772戸(同38.4%増)、売上高は270億2,000万円(同33.9%増)となった。一戸建て住宅部門については、長期優良住宅の認定基準を上回り、かつリーズナブルな価格を実現した「パワーホーム」の供給と、復興応援型住宅「フェニーチェホーム」の普及・販売活動を推進。売上計上戸数202戸(同15.4%増)、売上高73億8,500万円(同24.4%増)を計上。同事業全体の売上高は458億6,600万円(同22.4%増)、営業損失は7億7,400万円(前年同期:営業損失1億3,900万円)となった。

 なお通期については、連結売上高2,550億円、営業利益28億円、経常利益18億円、当期純利益10億円を見込んでいる。


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