日本管理センター(株)は10日、2013年12月期決算を発表した。
当期(13年1月1日~12月31日)は、連結売上高268億4,700万円、営業利益10億2,600万円、経常利益10億3,800万円、当期純利益6億3,500万円。13年12月期より四半期連結決算を発表しているため、前年同期の実績および増減率の比較はなし。
主力の不動産収入は、景況感の改善からオーナーからの申し出による解約は増加したものの、スーパーサブリース(SSL)の提案を積極的に行ない、SSL適用物件の受注・受託を推進。また、管理物件戸数の拡大に加え、収益性を重視し入居率向上を図り、期中平均入居率90.0%で推移した。その結果、管理物件累計戸数4万8,715戸、不動産収入258億5,311万8,000円を達成した。
次期は売上高306億6,800万円、営業利益13億200万円、経常利益13億600万円、当期純利益7億8,400万円を見込む。また、同日発表した「JPMCグループ中期経営計画」で配当性向40%以上を目途に還元していくことを策定。それに基づき当期末配当予想を15.5円(前回発表比3円増)に上方修正した。これにより1株あたりの年間配当金は28円(同3円増)とした。