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藤沢の大規模スマートシティ、戸建街区の販売開始/パナホーム、三井不レジ

「パナホームスマートシティFujisawa SST」完成予想図
ファインコートFujisawa SST」完成予想図

 パナホーム(株)と三井不動産レジデンシャル(株)は、約19haのパナソニックグループ工場跡地で進めている、スマートシティ・プロジェクト「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(神奈川県藤沢市、以下、Fujisawa SST)」(総戸数約1,000戸)の戸建街区(約600区画)の第1期販売を、15日より開始する。

 「Fujisawa SST」は、藤沢市およびパナソニック(株)と参画団体17社および1協会により構成されるまちづくり協議会「Fujisawa SST協議会」が進めてきたもの。最寄は、小田急江ノ島線「本鵠沼」駅徒歩11分。

 戸建住宅、集合住宅、商業施設、健康・福祉・教育施設などで構成する、多世代に向けライフスタイルを提案する複合大規模スマートタウンを整備。ゆとりある空間を実現したタウンデザイン、地域サービスとつながるポータルサイト、タウンマネジメント会社による独自のコミュニティ、モビリティ、セキュリティサービスなどを導入する。

 14年4月のまちびらきに合わせ、セキュリティサービス、モビリティサービスを開始。また、地縁団体となる「Fujisawa SSTコミッティ」も発足し、さまざまなまちのイベントもスタートする。全体完成は18年度を予定。

 今回販売されるのは、パナホーム「パナホームスマートシティFujisawa SST」34戸、三井不動産レジデンシャル「ファインコートFujisawa SST」28戸。

 「パナホームスマートシティ」は、敷地面積125.01~149.57平方メートル、建築面積101.82~119.97平方メートル。販売価格は5,398万~6,490万円(最多販売価格帯:5,700万円台)。「ファインコート」は、敷地面積125.05~135.17平方メートル、建築面積98.36~113.51平方メートル。販売価格は5,020万~6,490万円(最多販売価格帯:5,000万円台・5,300万円台・5,600万円台・5,700万円台)。

 13年9月の広告開始以来、3,000件以上の資料請求、1,000組以上のモデルハウス来場を得ている。


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