(株)レーサムは14日、2014年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高142億8,400万円(前年同期比46.8%増)、営業利益24億8,400万円(同55.2%増)、経常利益24億6,000万円(同59.1%増)、当期純利益10億9,700万円(同26.0%減)。
主力の資産運用事業は、個別の資産運用ニーズに対応した商品開発に注力。売上高117億8,800万円(同74.8%増)、セグメント利益22億4,500万円(同123.8%増)を計上、大幅な増収増益となった。
プロパティマネジメント事業については、保有していたビルの売却により賃料収入がなくなったことから、売上高は8億4,800万円(同11.7%減)、セグメント利益は1億7,300万円(同43.0%減)と減収減益。
サービシング事業は、買取再建からの回収実績が計画を上回り、売上高11億8,000万円(同25.0%減、進捗率81.4%)、セグメント利益3億4,000万円(同33.9%減、進捗率121.4%)を計上した。
なお通期については、売上高252億円、営業利益43億円、経常利益42億円、当期純利益36億円を見込む。