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優良オフィスビルへの投資を強化。1口当たり分配金は1万7,290円/NBF13年12月期決算

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は14日、2013年12月期決算を発表した。

 当期(13年7月1日~12月31日)の運用状況は、営業収益371億3,400万円(前期比4.0%増)、営業利益163億9,700万円(同3.7%増)、経常利益132億7,700万円(同2.6%増)、当期純利益132億7,600万円(同2.6%増)。1口当たり分配金は1万7,290円(同436円増)。

 期中は、物件競争力が高く安定的な賃貸キャッシュ・フローが期待できる優良オフィスビルへの投資を強化。「西新宿三井ビルディング」(東京都新宿区、追加取得価格1億3,000万円)を取得した。また、「NBF日本橋室町センタービル」(東京都中央区、譲渡価格141億円)など3物件を譲渡。その結果、期末における不動産ポートフォリオは71物件、取得価格ベースで1兆507億円となった。期末稼働率は97.7%(同0.6ポイント下落)。

 なお次期については、営業収益358億2,000万円、営業利益152億8,000万円、経常利益122億8,700万円、当期純利益122億8,600万円を見込む。1口当たり分配金については、1日1日付で投資口1口につき2口の割合による投資口の分割を行なっているため、8,000円を見込む。


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