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16年を最終とする中期経営計画、売上高6割超を達成/日本エスコン

 (株)日本エスコンは14日、2013年8月に策定、スタートした中期経営計画「Make The One for 2016」の進捗状況を発表した。

 同計画は、16年度12月期の目標として、分譲住宅販売戸数約500戸、売上高185~225億円、営業利益23~28億円、経常利益17~21億円と設定したもの。

 13年12月期の実績は、売上高135億5,800万円、営業利益18億4,400万円、経常利益12億円。分譲住宅販売戸数は224戸だった。売上高の内訳は、不動産販売事業が109億9,100万円、不動産賃貸事業が22億3,400万円、不動産企画仲介コンサル事業が3億3,100万円。

 不動産販売事業においては、分譲事業について14年12月期に300戸超の販売を計画。不動産賃貸事業では、保有資産の価値向上により安定収入の確保と資産の最適化等を図る。不動産企画仲介コンサル事業については、企画力、事業構築力、スピードを生かした企画コンサル等に関するさまざまな事業に注力していく。また、新たに投資顧問部を設立し、投資運用事業についても開始する。

 なお同日、2013年12月期決算を発表した。

 当期(13年1月1日~12月31日)は、連結売上高135億5,800万円(前期比33.1%増)、営業利益18億4,400万円(同22.6%増)、経常利益12億円(同39.6%増)、当期純利益19億500万円(同385.0%増)の大幅増収増益を達成。

 主力の不動産販売事業では、新築分譲マンション・戸建分譲で計224戸の引き渡しを実施したほか、取得用地にテナントを誘致し、高収益案件として売却する開発事業の販売も実施する等した結果、売上高109億9,100万円(同45.5%増)、セグメント利益11億2,300万円(同42.4%増)を計上した。
 不動産賃貸事業では、自社保有のガーデンモール計商業施設やスーパー、ホテル等から安定的な賃料収入を確保。売上高22億3,400万円(同1.1%増)、セグメント利益14億4,800万円(同2.7%減)。

 次期は、売上高176億円、営業利益23億円、経常利益16億円、純利益15億5,000万円を見込む。


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