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丸の内パークビル、東京都環境確保条例で「トップレベル事業所」に認定/三菱地所

「丸の内パークビル」外観図

 三菱地所(株)は、同社が保有する「丸の内パークビル」(東京都千代田区)が、東京都環境確保条例に基づく「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」において、「トップレベル事務所」に認定されたと発表した。

 同認定は、地球温暖化対策が特に優れている事務所に対し、通常の温室効果ガス排出総量削減義務率の緩和措置を講ずる制度。同社保有ビルにおいては2010年に7棟、11年に1棟がすでに「トップレベル事業所」「準トップレベル事業所」に認定されている。
 同物件は、2009年4月竣工。延べ床面積19万5,593平方メートル、地下4階地上34階塔屋3階建て。

 省エネ啓発活動や入居テナント向けの地球温暖化対策協議会の開催、照明・空調設備をはじめとする各種設備において、環境負荷に配慮した高効率機器を導入するほか、竣工後2年間にわたる性能検証やBEMS等によるエネルギー使用状況の確認など、「推進体制」「設備性能」「設備運用」などの取り組みが評価され認定に至った。


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