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高級木造戸建て発売、軒下の有効活用を提案/積水ハウス

「ザ・グラヴィス2014edition」外観完成予想図。寄棟屋根や陶板外壁などによって邸宅感を演出する

 積水ハウス(株)は18日、木造住宅「シャーウッド」の高級商品「ザ・グラヴィス2014edition」を発売した。外観提案のバリエーション増加や軒下空間の提案強化などを進め、高級木造住宅市場でのシェア拡大を図る。

 ベースとなる「ザ・グラヴィス」は、同社の創立50周年記念商品として10年に発売されたもの。月間平均販売数は当初目標の50棟を大きく超える70棟と実績を上げてきた。13年2~12月の平均受注単価は4,150万円で、シャーウッド1・2階建ての平均単価を約800万円上回り、鉄骨系を含めた同社の住宅ブランドの中でも突出している。

 新たに発売した14年版は、特徴である緩勾配屋根と1,200mmの深い軒を進化し、従来の切妻屋根に加えて寄棟屋根もバリエーションに加えた。

 また、深い軒を生かして、室内外をゆるやかにつなげる軒下空間「スローリビング」については、室内の延長空間として食事を楽しめる「アウターダイニング」として使うプランを積極提案する。

 販売目標は月間100棟。販売価格は3.3平方メートル当たり71万円(税別)から。


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