東急不動産(株)、東急不動産SCマネジメント(株)は18日、両社が運営する商業施設「あべのキューズタウン」が、大阪府主催の平成25年度「おおさかストップ温暖化賞」で大阪府知事賞を受賞したと発表した。
同賞は、大阪府温暖化防止条例に基づき、事業活動で排出される温室効果ガスや人口排熱の抑制、電気需要の平準化について、特に優れた取り組みをした事業者を大阪府が表彰するもの。
同施設では、各店のエネルギー使用量等のデータをクラウド上に集約し、インターネットを介し「見える化」するシステムを導入。瞬時に自店の消費エネルギーや料金が把握できるため、各テナントの省エネ行動を喚起し、事業主と連携した効果的な取り組み推進を可能とした。
同システムを中心に、事業主とテナントが一体となって省エネに取り組んだ結果、温室ガスの削減率8%を達成したことなどから、今回の受賞に至った。
両社は、今後も事業主とテナントが一体となった取り組みを推進する考え。