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首都圏中古マンションの成約価格、2年連続の下落/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は21日、同社ネットワークにおける、2013年1年間の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格・成約価格データを発表した。調査対象物件は、登録物件が新築戸建10万6,804件、中古マンショ1万4,509件、成約物件が新築戸建2万467件、中古マンション4,595件。

 新築戸建の年間平均登録価格は、1戸当たり3,237万円(前年比1.8%増)と上昇し、再びプラスとなった。平均成約価格も、1戸当たり3,250万円(同1.8%増)と上昇。エリア別では、神奈川県が3,382万円(同0.5%増)で3年連続で上昇。東京23区(4,376万円、同1.6%増)、東京都下(3,378万円、同2.1%増)、千葉県(2,485万円、同0.8%増)が再び上昇、埼玉県(2,733万円、同2.5%増)が2007年以来6年ぶりに上昇した。

 一方、中古マンションの平均登録価格は1戸当たり2,122万円(同1.4%下落)。平均成約価格も2,079万円(同1.0%下落)と、いずれも2年連続のマイナスとなった。成約価格も1戸当たり2,079万円(同1.0%下落)と2年連続のマイナスとなり、特に東京都下(1,908万円、同8.1%下落)の下降が目立った。
 1平方メートル当たりの成約価格も33万2,000円(同0.9%下落)と、2年連続の下落となった。


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