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既婚女性の99.5%が「震災後も節電対策を継続」/アイフルホームカンパニー調査

 (株)LIXIL住宅研究所 アイフルホームカンパニーは20日、住まいの節電対策に関する調査結果を発表した。

 1月下旬、既婚女性7,500人を対象にインターネットによるWEB調査を実施したもの。

 「東日本大震災後に節電対策を実施したか」という設問では、「震災以前から実施していた節電対策を継続した」が30.9%でトップに。以下、「震災を機に節電対策をはじめた」(23.4%)、「震災を機に節電対策を強化した」(18.7%)と続いた。

 「現在も節電対策を継続しているか」との問いについては、「継続している」が99.5%となり、ほぼすべての人が節電対策を引き続き行なっていることがわかった。継続している節電対策は「無駄な照明はできるだけ消す」(87.7%)がもっとも多く、そのほか「夏場のエアコン設定温度は28度を目安にする」(57.8%)、「冬場の室内温度は20度を目安にする」(45.3%)などの回答がみられた。

 震災以後も自宅で節電を継続している理由については、「無駄な電力使用はもったいないから」(73.1%)が最多で、以下「自宅の光熱費のコストダウンのため」(69.5%)、「節電生活が定着しているから」(43.9%)と続いた。一方、震災後の節電要因の一つであった「供給電力不足に対応するため」は17.9%にとどまった。

 4月の消費増税を機にした自宅での節電意識については、現状の節電対策を「さらに強化したいと思う」は30.3%にとどまり、「継続したいと思う」が69.1%と約7割を占めた。


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