ミサワホーム(株)は26日、防犯対策ガイドブック「住まいのセキュリティデザイン」を作成したと発表した。
同社がこれまで培ってきた防犯対策ノウハウに、微気候デザインによる温度差換気や陽射しのコントロール、プライバシーの確保などの工夫を盛り込み、防犯性と快適性を両立できる「ミサワセキュリティデザイン」を提案するもの。
同ガイドブックでは、侵入犯が物色や下見の段階で侵入をあきらめる「狙われにくい家」、侵入犯に敷地内に入られても「窓破りしやすい」「よじ登りやすい」「人目につかず仕事がしやすい」箇所を可能な限り作らず、建物への侵入をあきらめる「入られにくい家」、建物へ侵入されたとしても侵入犯が「見つけられない」「たどり着かない」よう、被害を最小限に抑える「盗られにくい家」の3つの防犯対策の観点から、イラストや画像を交えて例示。また敷地を3エリアに分類し、エリアごとに人の立入をコントロールする手法についても解説している。
併せて、防犯対策を紹介するWebサイト「ミサワセキュリティデザイン」(http://www.bouhan.misawa.co.jp/)も開設。防犯に有効なアイテムや設計の工夫について「対策箇所」「プラス効果」などのカテゴリーから検索できるサイトや、ゲーム感覚で防犯対策を学べる防犯住宅シミュレーションなど豊富なコンテンツを用意するほか、「住まいのセキュリティデザイン」の資料請求も受け付ける。