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桑名市の「先進的都市型スマート住宅供給事業」事業者に選定/大和ハウス工業

「(仮)SMA×ECO TOWN 陽だまりの丘」イメージ

 大和ハウス工業(株)は、三重県桑名市が進める「陽だまりの丘 先進的都市型スマート住宅供給事業」の公募型プロポーザル方式の事業提案に応募。2月10日、事業者に選ばれ、27日に基本協定を締結した。

 同事業は、家庭や地域コミュニティにおいて、生活の快適さを失わない節電・省エネルギーなどによる効率的なエネルギー利用を実現する、先進的な都市型スマート住宅モデルタウンの創出を目指すもの。

 同社が手掛けるスマートタウンは、「(仮)SMA×ECO TOWN(スマ・エコ タウン)陽だまりの丘」(三重県桑名市)。近鉄名古屋線「桑名」駅より三重交通バス「陽だまりの丘中央」まで25分、バス停下車徒歩5分に位置。開発面積は1万6,648.44平方メートル、計画戸数は64戸。

 まちの太陽光発電所(約100kW)を建設し、その売電収益を戸建住宅のメンテナンスに活用するとともに、64区画すべての住戸に太陽光発電システム、家庭用リチウムイオン蓄電池(6.2kWh)、HEMSを導入し、ネット・ゼロ・エネルギー・タウンの実現を目指していく。

 販売開始は2015年4月頃、入居開始は同年7月頃の予定。販売価格は未定。


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