グローバル・ロジスティック・プロパティーズ（株）は28日、神奈川県と埼玉県で、3PL企業2社と合計1万9,000平方メートルの賃貸借契約を締結したと発表した。
神奈川県の「GLP厚木」では、グローバル企業と約1万4,000平方メートルの賃貸借契約を締結。同施設は2013年12月に完成した総延床面積約10万平方メートルのマルチテナント型物流施設。今回の契約で、竣工後2ヵ月以内で稼働率が92％に達した。
埼玉県の「GLP三郷III」では、（株）富士ロジテックと約5,000平方メートルの賃貸借契約を締結。同施設は、物流施設としては日本で初めて、アメリカのグリーンビルディング協会制定の認証制度で最高レベルとなる「LEEDプラチナ」認証を取得している。今回の契約により、同施設の稼働率は100％となった。
両施設とも、11年8月に同社とカナダの公的年金運用期間CPPIBが立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による開発物件。戦略的立地のほか、BCP対応機能の高さと最新鋭の設備が高く評価され、今回の契約に至った。