(株)東急コミュニティーはこのほど、JTBコーポレートセールス(東京都新宿区、社長:川村益之氏)と、危機管理協会(東京都千代田区、会長:長尾齊氏)の協力のもと、管理物件の住人および社員に向けた実践型防災体験講座を開催していく。
同講座は、JTBコーポレートセールスと危機管理協会が展開する防災訓練プログラム「いのちの体験教室」をベースに、マンションという視点を加えオリジナルに開発したもの。集合住宅という居住形態や、建物の規模、構造といったマンションの特性を踏まえて、マンション住人と管理に携わる同社社員が、それぞれの立場から災害時に必要な備えや判断力、行動力を養うのが目的。
社員向けの講座として、2月19日と27日に「『対災力』実践型防災訓練研修」を実施。首都圏の大型マンションに勤務する責任者70名を対象に行なった。
3月29日には、マンション住人向けに「家族できたえる!『対災力』体験講座」をテーマに「そなエリア東京」(東京臨海広域公園内)にて実施予定。
災害を家族を乗り越えることをテーマに、小さな子供でも災害を身近に感じられる震災体験施設を用意し、発災避難体験を行なう。また、危機管理協会理事の高貝正芳氏による「こんな時どうする?家族で考える我が家のルール 防災アイテムの取り扱い方、備え方のポイント講座」の講義も予定している。