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丸の内エリア、食を通じた復興支援フェアを開催/三菱地所

新メニューの2種類の缶詰を紹介する同社取締役社長の杉山氏(中央)と商品開発に携わった気仙沼のシェフ橘 祐二氏(左)、丸の内シェフズクラブのシェフ笹岡隆次氏(右)

 三菱地所(株)は6日、丸ビル(東京都千代田区)1階マルキューブにて、「丸の内東北応援フェア」のオープニングセレモニーを開催、併せて「Rebirth東北フードプロジェクト」として開発を進めてきたオリジナル缶詰を披露した。

 同プロジェクトは2011年11月より「丸の内シェフズクラブ」と連携して東北エリアの食材、食ブランド再生を推進。東京・宮城の両地域のシェフによる新メニューの開発や、復興マルシェ開催等を通じ支援を行ってきた。第6弾となる今回は、丸の内シェフズクラブのシェフ、東北地方のシェフ、石巻・気仙沼の水産加工会社と協力し、2種のオリジナル缶詰の開発を進め完成に至った。

 オープニングセレモニーで挨拶した同社取締役社長の杉山博孝氏は「震災後、われわれに何かできることはないか、ということで食に注目してプロジェクトを立ち上げた。年々3月11日が過ぎると、被災地は注目されていくことが減っているという話を聞くが、そういうことがないように、東京丸の内が東北に対する思いを新たにする交流の場となるよう力を注いでいきたい」などと述べた。

 なお、同フェエアは17日まで、マルシェ企画「マル・デ・ミヤギ」、丸の内カフェeaseの「うまみのおもてなし酒BAR」などさまざまなイベントを丸の内エリアで展開する。


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