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住宅需要の底堅さに支えられ、売上高1兆8,000億円に/積水ハウス14年1月期決算

 積水ハウス(株)は6日、2014年1月期決算を公表した。

 当期(13年2月~14年1月)は売上高1兆8,051億200万円(前期比11.9%増)、営業利益1,319億3,000万円(同53.1%増)、経常利益1,337億9,400万円(同50.2%増)、当期純利益798億100万円(同71.8%増)。

 当期は住宅需要の底堅さや消費税の駆け込みなどもあり、主力の戸建住宅事業が好調。売上高5,176億9,100万円(同11.3%増)、営業利益658億1,300万円(同34.9%増)となった。また、受注高は5,250億7,200万円(同6.0%増)、受注残高は2,543億7,200万円(同3.0%増)と、ともに前期を上回った。

 賃貸住宅事業については、3階建て、4階建てが好調。独自の遮音床システムの標準搭載などによって販売促進した。売上高は3,562億200万円(同17.3%増)、営業利益364億9,200万円(同32.5%増)と2ケタの伸びを示した。受注高も4,266億4,400万円(同30.4%増)、受注残高3,129億7,500万円(同29.0%増)と大幅増となった。

 なお、15年1月期の業績については売上高1兆8,600億円、営業利益1,420億円、経常利益1,490億円、当期純利益890億円を見込む。


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