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専用テレビ放送による居住者向け情報発信サービス試験を開始/大京グループ

 (株)大京アステージは6日、マンション専用のテレビ放送システムの試験運用を実施したと発表した。

 同システムは、データ放送や館内共聴サービス事業を展開する(株)ヨーズマーが開発した「自乗波デジタル放送」の専用設備機器をマンションのテレビ共聴設備と連携させることで、同社独自の専用テレビ番組を居住者向けに発信するサービス。

 大京アステージは、2013年6月より半年の試験運用として同サービスを東京都内のマンションに導入。居住者からのよく寄せられる相談への解決方法や部屋の手入れ方法、共用施設の利用方法といった文書だけでは伝わりにくい情報を、担当者が実演する動画で配信してきた。また、管理組合のイベント情報や行政からのメールで配信される情報等を発信したところ居住者からの好評を得てきた。
 
 同社では同サービスの実用化を考えており、数物件での試験運用を経た上で本格展開していく考え。
 


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