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三井不動産住宅サービス、「三井不動産レジデンシャルサービス」に社名変更/三井不グループ

 三井不動産グループは10日、三井不動産住宅サービス(株)を「三井不動産レジデンシャルサービス(株)」に、新築住宅分譲事業会社の三井不動産レジンデンシャル(株)の「三井のマンション・アフターサービスセンター」を「三井のマンション レジデンシャル・カスタマーセンター」に4月1日付で改称すると発表した。マンション入居者サービスにおけるグループ連携強化とサービスの拡充・質的向上が目的。

 三井不動産レジデンシャルサービスでは、従来住宅管理会社という概念と枠組みを超えたサービスパートナーへと飛躍すべく、新コーポレートステートメント「くらしを見つめて、私たちにしかできないことを。」を制定。これまで本社一括で行なってきた支店の営業サポート業務について、3つの統括支社を新設することで、顧客ニーズや多様なライフスタイルにスピーディに対応する体制を整える。
 さらに、外部のアドバイザーを登用することで、マンション管理に関わる企画提案力の向上に努めるほか、フロントサービススタッフ(「コンシェルジュスタッフ」)を一部物件を除き、順次自社直営化するなど、グループの不動産ソリューションをはじめ、くらしに関わる商品・サービスを提供する「三井のすまいLOOP」と連携しながら入居者のくらしをサポートする。

 三井のマンション レジデンシャル・カスタマーセンターでは、建物の不具合や設備機器の故障等の補修対等のような一般的なアフターサービス業務にとどまらず、室内建具の作動性確認、水廻り設備配管点検サービスなど各種設備機器の取り扱いや手入れ方法の紹介などのサービスを拡充していく。住宅管理会社の三井不動産住宅サービス(株)や「三井のすまいLOOP」との連携強化を図り、「付加価値の高いすまいとくらし」を提供し顧客満足度向上の実現を目指す。


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