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大手町地区の2つの民間都市再生事業計画を認定/国交省

「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の外観イメージ
「(仮称)大手町1-1計画B棟」の外観イメージ

 国土交通省は10日、三菱地所(株)が申請した民間問再生事業計画「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」「(仮称)大手町1-1計画B棟」について、都市再生特別措置法により認定した。

 「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」は、大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第3次事業。国際金融をはじめとする中枢業務機能の強化および業務支援機能の導入を図り、国際競争力の強化に資する宿泊施設等を整備するとともに、都市防災機能を強化するもの。

 敷地面積1万1,171.91平方メートル。鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上31階地下2階塔屋2階建ての事務所棟と、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造鉄骨鉄筋コンクリート造地上18階地下3階塔屋1階建てのホテル棟の2棟。延床面積20万5,354.38平方メートル。施工期間は2014年4月1日~16年4月1日。

 「(仮称)大手町1-1計画B棟」は、大手町地区において、中長期滞在に対応、快適な滞在環境と高度かつ多様なビジネス支援機能を提供するサービスアパートメントを整備。また、立地特性にふさわしい都市環境の再構築、省エネルギーによる低炭素社会への貢献、同地区の安全性・快適性・利便性をさらに高め、都市防災機能の強化や歩行者ネットワークを整備する。

 敷地面積9,338.97平方メートル、地下は鉄骨鉄筋コンクリート造、地上は鉄骨造、地上29階地下5階塔屋2階建て。延床面積14万9,210.54平方メートル。施工期間は14年4月14日~17年1月31日。


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