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大都市圏ビル空室率、仙台は12ヵ月連続で改善/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は10日、全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。

 各都市圏の平均空室率は、札幌7.12%(前月比0.34ポイント低下)、仙台11.47%(同0.28ポイント低下)、名古屋10.04%(同0.13%低下)、大阪10.65%(同0.14ポイント上昇)、福岡8.12%(同0.40ポイント低下)となった。大阪は北区梅田エリアでの新規募集や、西区での大型解約により9ヵ月ぶりの上昇となったが、それ以外については低下傾向で、仙台では12ヵ月連続での改善となった。

 1坪当たりの成約賃料は、札幌8,117円(同68円下落)、仙台8,366円(同258円下落)、名古屋9,630円(同30円下落)、大阪9,074円(同79円下落)、福岡9,088円(同4円下落)と全エリアで下落した。

 なお、東京のオフィスビル市況については、3月11日付のニュースを参照。


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