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東京都世田谷区でコーポラティブハウスを竣工/コプラス

「弦巻コーポラティブハウス」外観。年月を経るほどに美しくなる“経年美化”を意識した
屋上の「ソラニワ」には菜園を設置。コミュニティの場としていく

 (株)コプラス(東京都渋谷区、代表取締役:青木直之氏)は14日、「弦巻コーポラティブハウス」(東京都世田谷区、総戸数9戸)の竣工に伴い、内覧会を実施した。

 同物件は、鉄筋コンクリート造地上4階建ての2棟からなる。敷地面積421.72平方メートル。延床面積770.43平方メートル。東急田園都市線「桜新町」駅徒歩13分、東急世田谷線「上町」駅徒歩9分に立地する。

 「育てる住まい」をコンセプトに掲げ、「人」と「環境」、「つながり」が暮らしの中で育つよう、さまざまな工夫を取り入れた。

 住棟周囲には、「ソラニワ」「マエニワ」「ナカニワ」「トオリニワ」の4つの庭を設置。屋上の「ソラニワ」には全世帯数である9+αの区画分の菜園を設け、入居者同士のコミュニティ形成を促す場とした。
 また、「ナカニワ」に面して2棟を配置することで、採光・通風を確保。各住戸が中庭を介して自然につながるよう計画した。専有面積は72.22~92.07平方メートル。

 (株)コプラスのコーポラティブ事業部チーフコーディネイターの中西 悟氏は「先週、入居者によるメモリアルプレート作りを『ソラニワ』で行ない、同ハウスへの参加の意識を強めた」と話した。


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