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不動産管理業務のクラウドシステムをテーマに講演会/東京ビル協

会場のようす

 (一社)東京ビルヂング協会は18日、大手町ビル(東京都千代田区)にて、「ビルキョウサロン」を開催した。
 同サロンは、会員各社の交流や意見交換を目的に毎月実施されているもの。

 今回は(株)コンシストのソリューション事業本部第3グループ長・矢田昌宏氏が、同社の商品である「クラウド型不動産管理パッケージ」について説明した。

 同社は1988年に当時の日本開発銀行(現・(株)日本政策投資銀行)が情報システム部門をアウトソーシング化したことを契機に創業。以降、システム開発およびシンクタンクなどと連携したソリューションサービスを提供している。

 「クラウド型不動産管理パッケージ」は同社がこれまで手掛けてきた不動産業務の管理システムを生かし、システムの基本的な部分をスケルトン化し提供するもの。物件管理と取引先管理をベース機能とし、入金管理や会計連携、長期修繕計画等のサービスを付加することができる。また、必要なコンテンツのみで構築できるため、スピーディーかつ安価に導入することが可能。

 同氏は「同サービスには、金融機関で培った経験と実績が盛り込まれている。より高度化する不動産業務のIT管理を支援していきたい」と話した。


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