(株)不動産経済研究所は19日、2014年2月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売は2,561戸(前年同月比24.1%減)と大きく減少した。月間契約率は80.6%(同4.2ポイント上昇)と高水準を維持。80%を超えたのは2ヵ月ぶりだった。
1戸当たりの平均価格は5,064万円(同18.1%上昇)、1平方メートル当たり単価は70.8万円(同13.1%上昇)。
即日完売物件は「グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー」2期2次19戸(東京都港区、平均1倍、最高1倍)、「プラウド田無ガーデンズ」1期60戸(東京都西東京市、平均1.05倍、最高2倍)、「フォーチュンスクエア都筑中山」1期60戸(横浜市都筑区、平均1.08倍、最高3倍)など16物件・288戸。
20階以上の超高層物件は16物件392戸(同49.6%減)を発売、契約率は87.8%(同19.7ポイント上昇)となった。2月末時点の販売在庫戸数は3,581戸となり、前月末に比べて616戸減少した。
なお、3月の発売戸数は6,000戸を見込む。