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埼玉・新白岡駅前で女性目線前面に出したマンション/フージャース、総合地所

「ルネ新白岡駅前」完成予想図。駅までの距離はロータリーを歩き50m

 (株)フージャースコーポレーションは、総合地所(株)と共同で開発中の分譲マンション「ルネ新白岡駅前」(埼玉県白岡市、総戸数124戸)を発売する。27日、モデルルームを報道陣に公開した。両社のJVマンションは初めて。

 同物件は、JR東北本線「新白岡」駅徒歩1分。駅前のロータリーに隣接する同市施工の区画整理地内に建設する、地上11階建てのマンション。建物1階は店舗3区画が入居する。施工は(株)長谷工コーポレーション。

 建設地は、四半世紀にわたり、「白岡ニュータウン」を中心に、同市内で一戸建て約1,100戸、マンション3棟・約600戸を供給してきた総合地所が同地でのランドマーク物件用地として取得・保有していたもの。同駅東口圏では、14年ぶりのマンション供給となる。

 住戸は、3LDK・4LDK、専有面積71~86平方メートル。LDを最低12畳以上とする、大型ウォークインクローゼットや布団クローゼットなど収納率を拡大するなど、女性目線の商品企画を取り入れたのが特徴。

 販売は、4月中旬開始予定。予定価格は、2,700万~3,900万円台。坪単価約130万円。「白岡ニュータウン」など同市中心に事前プロモーションを展開。これまでに地元ファミリー層を中心に、事前反響約300件を集めた。1期販売は、20戸前後の予定。

 同日会見した、総合地所分譲事業本部分譲事業第一部部長の土田 晃氏は「これまで四半世紀にわたり、この地で住宅供給を行なってきたが、(マンション建設地は)最後の一等地と位置付けている。白岡で過去供給したマンションは、いずれも2割程度がニュータウン住民を中心とした買い替え、買い増し、紹介で売れている。今回、郊外マンションの実績が豊富で、女性目線を意識したモノづくりを得意とするフージャースさんと組むことで、今までにないマンションを作ることができた」と語った。


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