アクティビア・プロパティーズ投資法人(API)は27日、保有するオフィスビルの譲渡を発表した。
譲渡するのは「東京機械本社ビル」(東京都港区)。同ビルには設備等の経年劣化など課題が浮上していたものの、リニューアル工事を実施し、継続保有を前提に運用していたが、1月末に唯一の普通借家契約テナントが退去したことなどから譲渡を決定した。なお、同物件を譲渡し、底地である土地は継続保有する考え。
鉄骨鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て。敷地面積1,287.96平方メートル、延床面積6,992.31平方メートルで、稼働率は80.9%。
譲渡先は東急不動産(株)。譲渡価格は6億9,500万円。譲渡価格と帳簿価格の差は200万円。契約は28日、引渡期日は5月30日。
譲渡後のポートフォリオは27物件、取得価額合計は2,310億円となる。