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綾瀬市早川などでEMSを活用したビジネスモデルを公募/神奈川県

 神奈川県はこのほど、地域課題対応型EMS(エネルギー・マネジメント・システム)サービス実証事業のビジネスモデルを公募すると発表した。

 地域課題対応型EMSサービスとは、HEMSの導入により、エネルギー使用状況の見える化だけではなく、HEMSを通じたエネルギー管理サービスや高齢者の見守り等の生活支援サービスまで拡大したもの。特定の地域を対象にしたEMSサービスの支援を行なうことで、「サービスの範囲や水準」および「利用料金の許容範囲」などを実証し、普及を図るのが目的。

 募集エリアは、綾瀬市早川城山1~5丁目と、大井町金子地区のうち、市場自治会、新宿自治会、河原自治会の地域。参加想定戸数はそれぞれ50戸程度。エネルギー管理サービスと、地域課題に即した生活支援サービスの両方を提供する。支援の範囲は、ビジネスモデル実証に要する費用の3分の1で、1エリアの補助限度額は800万円。

 公募要領は神奈川県産業労働局産業・エネルギー部スマートエネルギー課のホームページからダウンロード。事業計画書の提出期限は、16日(水)17時。選考結果は5月1日(木)に公表予定。



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