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太陽光10kW超を搭載する戸建て商品を発売/ミサワホーム

「MJ Wood Solar Max」の外観。片流れ屋根によって大容量の太陽光発電を搭載できる

 ミサワホーム(株)は1日、10kW以上の太陽光発電システムを搭載した自由設計の木造住宅と、企画型の木質工業化住宅を発売した。再生可能エネルギーの固定価格買取制度に対応し、消費増税による負担増を軽減する。

 木造住宅「MJ Wood Solar Max(エムジェイウッド・ソーラーマックス)」は、木造軸組に高強度接合金物を加えて耐震性をアップした木造住宅。延床面積32坪のモデルプランは片流れ屋根を採用し、南側屋根面を大きく確保。屋根一体型のモジュールを採用することで外観デザインにも配慮した。コンパクトなプランながら10.08kWの太陽光発電を搭載できる。断熱性能も住宅性能表示制度の最高等級4の基準値を上回り、光熱費削減効果と売電収入とを併せて20年間で約807万円の経済的メリットが得られる。
 モデルプランの販売価格は高性能断熱仕様で1,742万円(坪単価53万1,000円)。

 プレハブ企画住宅「SUPER LIMITED Solar Max(スーパーリミテッド・ソーラーマックス)」は、2013年に発売した木質工業化住宅シリーズ「SUPER LIMITED」の新モデルで、9月30日までの期間限定で販売する。工場稼働率の平準化や工場生産率のアップ、プラン限定などによって、10kWの太陽光発電システムを搭載しながら、販売価格は2,000万円台以下に抑えた。
 延床面積33~38坪の東西反転プラン含む10プランを用意。38坪の標準仕様プランの販売価格は1,981万円(坪単価52万7,000円)。


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