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ワンストップサービスをさらに強化。地域を深堀り/ウスイグループ

発表会では、顧客の生涯における住まいのあらゆるニーズに、グループ企業がワンストップで対応する「住まいの情報モール」ブランドをさらに強化・深化させていく方針を打ち出した

 神奈川県横須賀市を地盤に総合不動産業を展開するウスイグループ(臼井伸二代表)は1日、ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(神奈川県横須賀市)でウスイグループ経営方針発表会を開催。グループ従業員や取引先、金融機関等に対し、2014年度のグループ経営方針を発表した。

 冒頭挨拶に立った臼井代表は「25年度は、グループ売上高74億円、経常利益6億4,000万円と、過去最高を更新することができた。消費税増税の反動は必ず来るし、ここ数年で市場は劇的に変化している。生まれてから相続までをテーマに取り組んできたワンストップサービスの提供をさらに強化すべく、各部門・各社の連携を強化し、地域を深堀りし、この変化に対応してほしい」等と語った。

 続けて、ウスイホーム(株)代表取締役社長の木部浩一氏が、具体的な経営戦略ついて解説。同氏は、売り主の65%を高齢者が占めるなど、「不動産取引の主役になっている」ことから、日本高齢者保証協会(株)による高齢者の身元保証・見守りサービスによる高齢者サポートや、不要となる持家の売却や有効活用提案を強化していく。また、ライフコンサルや各種セミナーによる新規顧客の掘り起しや、紹介・リピート率の向上で、集客量の前年比10%増を目指し、ワンストップサービスにより、グループで囲い込んでいく。
 「中期計画に定めた通り、15年度に売上高100億円、社員数250名を達成し、質の高い社員の育成でお客さまの生涯のベストパートナー企業という企業理念をさらに深化させていく」(木部氏)。


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