横浜市と東京急行電鉄(株)はこのほど、産官学民のまちづくりのための実行計画「リーディングプロジェクト(2014)」を策定。13年6月に発表した「次世代郊外まちづくり基本構想2013」(以下、基本構想)に掲げた5つの基本方針と10の取り組み具現化に向け、引き続き具体的な取り組みを推進していく。
これまで12年4月に「次世代郊外まちづくり」推進に関する協定に基づき、基本構想と、その実行計画である「リーディング・プロジェクト(2013)」を合せて発表。モデル地区に指定した東急田園都市線たまプラーザ駅北側地区を中心に取り組みを進めてきた。
14年度は、これまで進めてきた「地域のエネルギーマネジメントに向けた仕組みづくり」や「まちぐるみの保育・子育てネットワークづくり」といった8つのリーディングプロジェクトに加え、新たなプロジェクトについても推進していく。環境に配慮した超小型電気自動車などのパーソナルモビリティを始めとする郊外住宅地の新たな移動手段の導入検討や、公園や学校といった地域にある公的資源を有効に活用するための新たな仕組みづくりなどを検討する。