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ディベロッパー事業の機能統合で、営業収益過去最高を計上/イオンモール14年2月期決算

 イオンモール(株)は8日、2014年2月期決算を発表した。

 当期(13年3月1日~14年2月28日)の連結経営成績は、営業収益1,769億3,100万円(前期比9.6%増)、営業利益422億2,700万円(同1.2%増)、経常利益410億4,600万円(同3.2%増)、当期純利益234億3,000万円(同7.2%増)。

 ディベロッパー事業の機能統合の取り組みの一つとして、13年4月にリーシング機能を統合、11月に大型商業施設の管理・運営業務を集約するなどし営業収益は過去最高を計上。成長施策の展開によるコストを吸収し、営業利益、経常利益、当期純利益も最高益となった。

 国内事業では、「イオンモール春日部」(埼玉県春日部市)、PM事業として「神戸ハーバーランドumie」(神戸市中央区)など5施設をオープン。既存モールでは、11モールで全体を刷新する大型リニューアルを実施した。
 また海外事業では中国4号店となる「イオンモール天津梅江」(天津市)を、またベトナムのホーチミン市に同社グル―プ1号店となる「イオンモール タンフーセラドン」をオープンした。

 次期は営業収益2,080億円、営業利益460億円、経常利益435億円、当期純利益250億円を見込む。


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