(株)サンケイビルは10日、同社の分譲マンションの新ブランド「LEFOND soleil(ルフォン ソレイユ)」を展開すると発表した。
同社が都心で展開しているルフォンシリーズをベースに、20~30歳代の子育てファミリー向けに新たにシリーズ化するもの。“家族の快適性”“家計への配慮”“安心と安全の約束”をコンセプトとし、郊外部を中心に展開していく。
居室の広さは平均面積約70平方メートル超とし、ワイドサッシや奥行き2mのバルコニーで開放感を演出。子育て中の入居者が利用できるママズラウンジ等の共用施設を設置するほか、一括充電システムや省エネ等級「4」を取得することで、経済産業省の認定するスマートマンションとする。セキュリティシステムの導入や防災備蓄倉庫の設置、防災備蓄袋(ルフォンバック)を全戸に配布するなど、安心・安全にも備えていく。
同日会見した同社代表取締社長の飯島一暢氏は、「2013年度は500戸強のマンションを販売したが、今年度は新シリーズの投入で1,000戸を目指す。建築費の高騰など、市場が読めない部分もあるが、高クオリティな商品は選ばれていくと思う」などと話した。
シリーズ第1弾は「ルフォン ソレイユ小平小川町」(東京都小平市、総戸数149戸)。ミキハウス子育て総研(株)の認定制度「子育てにやさしい住まいと環境」および「小学生に贈りたい住まいと環境」の認定を受けている。ダブル受賞は新築分譲マンションとしては日本初。
同物件は、西武拝島線「東大和市」駅徒歩9分に位置。鉄筋コンクリート造8階建て。住戸は、3LDK~4LDK、専有面積は65.83~90.99平方メートル。予定販売価格は2,500万~4,800万円台。