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工事利益率の低下、販管費増で赤字に/タマホーム14年5月期第3四半期決算

 タマホーム(株)は14日、2014年5月期第3四半期決算を発表した。

 当期(13年6月1日~14年2月28日)の連結売上高は1,102億1,200万円(前年同期比11.8%増)、営業損失1億3,900万円(前年同期:営業利益4,700万円)、経常損失2億2,200万円(同:経常損失1億6,500万円)、当期純損失6億3,600万円(同:当期純損失4億3,500万円)。引渡棟数の増加や周辺事業の売上増で売上高は2ケタ増となったが、価格改定による工事利益率の低下と、店舗増による販管費増加で営業赤字に。

 主力の住宅事業では、新規に17店舗を出店したほか、モデルルーム69ヵ所をリニューアル。売上高は1,011億7,600万円(前年同期比12.7%増)となったが、工事利益率の低下で営業損失6億2,800万円(前年同期:営業損失1億7,400万円)となった。

 不動産事業は、大型分譲プロジェクト「タマスマートタウン茨木」(大阪府茨木市、全577区画)や小規模分譲地の販売が好調に推移。売上高44億1,700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益3億4,200万円(同87.7%増)を計上した。

 通期については、連結売上高1,772億円、営業利益61億円、経常利益60億円、当期純利益27億円を見込む。


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