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都市圏ビル空室率、仙台、名古屋、福岡で08年水準まで回復/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は11日、全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。

 各都市圏の平均空室率は、札幌7.43%(前月比0.31ポイント上昇)、仙台10.85%(同0.62ポイント低下)、名古屋9.96%(同0.08%低下)、大阪10.47%(同0.18ポイント低下)、福岡7.87%(同0.25ポイント低下)となった。仙台は新規出店による成約が多く13ヵ月連続の改善となり2008年11月の調査開始以来の最低水準となった。同様に、名古屋が2ヵ月連続の改善で08年11月以来の9%台に、福岡も4ヵ月連続の改善で08年3月以来の7%台となった。

 1坪当たりの成約賃料は、札幌8,023円(同94円下落)、仙台8,359円(同7円下落)、名古屋9,589円(同47円下落)、大阪9,020円(同54円下落)、福岡9,049円(同39円下落)と全エリアで下落した。

 なお、東京のオフィスビル市況については、14日付のニュースを参照。


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