不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

50歳代ターゲットに初の平屋建住宅を発売/大和ハウス工業

「xevo GranWood 平屋暮らし」外観

 大和ハウス工業(株)は17日より、同社初の平屋木造戸建住宅「xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)平屋暮らし」を発売する。

 高齢者世帯の戸建住宅に対する要望として“バリアフリー”が挙がることが多く、今後、平屋建てのニーズが高まっていくと予想。郊外の50歳代の建て替え層をメインターゲットとして、木造戸建住宅の基幹商品である「xevo GranWood」を平屋建てに対応させた。

 “平屋暮らしを選ぼう~平屋のイメージを超える新しい平屋暮らし~”をコンセプトに、小屋裏スペースでも平屋部分の居住スペースと同等の室内環境を実現する遮熱屋根断熱通気工法「チアベントシステム」を採用する。また、登り梁と高耐力屋根構面による屋根組工法「アセントビームシステム」を採用することで、最大3.2mの天井高をとることを可能とし、小屋裏空間も確保。屋根形状も自由に変えることができるため、6タイプの外観シルエットから選択することができる。

 そのほか、外張断熱通気外壁に加え、断熱材の外側を遮熱透湿防水シートで覆い、天井を遮熱フィルム付の断熱材で覆うことにより建物内に侵入する輻射熱を遮る等、「オールバリア断熱」を実現。また、10kW以上の太陽光発電システムの搭載も可能とする。

 構造は木造軸組み工法で、プランは自由設計。モデルプラン(108.75平方メートル)の価格は2,618万円(消費税込み。HEMSと太陽光発電システム含む)。年間100棟の販売を目標としている。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら