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ベネッセスタイルケアと提携、東京・世田谷で介護付き有料老人ホーム/小田急電鉄他

「くらら小田急祖師谷」外観イメージパース

 小田急電鉄(株)と(株)ベネッセスタイルケアは2015年1月、介護付き有料老人ホーム「くらら小田急祖師谷」(東京都世田谷区、総居室数56室)をオープンする。

 同ホームは、小田急電鉄が同社グループの小田急交通(株)の保有する土地に建設し、ベネッセスタイルケアに賃貸、同社の「くららシリーズ」のサービスを提供するもの。

 「くららシリーズ」は、少人数でのグループケアにより家庭的な暮らしを提供するのが特長。食事はホームの厨房で手作りしたものを用意するほか、フロアごとに炊飯器を設置することで、炊きたてのご飯の香りから食事前の期待感も演出。また、介護保険給付基準を上回る職員体制とし、要介護者2名に対し、常勤換算1名以上の職員を配置する。

 壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造地上4階建て。延床面積は2,192.35平方メートル。

 また両社は、世田谷エリアにおけるシニア向け住宅事業での提携も実施。
 小田急電鉄の運営するサービス付き高齢者向け住宅から、ベネッセスタイルケアの運営する介護付有料老人ホームへの住み替え希望者のニーズに対応するメニューを構築する。また、入居希望者の要介護度を考慮した上で、必要に応じ両社のサービスき付高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホームを相互に紹介する体制も整える計画。


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