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茨城・守谷の大規模戸建て団地、3期の販売を開始/三井不動産レジデンシャル

「ファインコート守谷ビスタシティ」販売済み街区のまち並み

 三井不動産レジデンシャル(株)は、守谷市松並土地区画整理組合と共同で開発・分譲中の戸建団地「ファインコート守谷ビスタシティ」(茨城県守谷市、927区画)の3期販売を、5月下旬より開始する。

 同プロジェクトは、つくばエクスプレス「守谷」駅徒歩9分の元工場跡地とその周辺エリアのまちづくり「取手都市計画事業守谷市松並土地区画整理事業(ビスタシティ守谷)」の戸建住宅。地区面積約41.7ha、想定区画900区画、計画人口5,000人の大規模事業となる。

 同市における低炭素まちづくりのモデル地区として、全戸へ太陽光発電システム、各戸の発電電力の買電を可能とするインフラ設備を導入。電線類を地中化することで、災害にも強く景観に優れたまち並みを創出する。また、主要道路の一つとして機能してきた松並木を公園とコミュニティ道路として整備。エリア内の公園や緑地を緑化された街路で結び付けることで多様な生態系の創出し、市街地環境を高めていく「エメラルドクロス」という取り組みも採用している。

 「ファインコート守谷ビスタシティ」は、2013年秋から販売を開始。1・2期で約50戸が販売済み。3期では、家族のコミュニケーションを育む「IKUMA(育間)」などを導入。太陽光発電も、全戸で3kW以上を搭載していく。

 販売戸数は未定。敷地面積165~175平方メートル、建物面積101~118平方メートル。予定販売価格は、3,900万円台から5,200万円台。最多価格帯は4,200万円台、4,300万円台、4,400万円台(いずれも5戸)。


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